ゆめものがたり

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8. 歌舞伎座の怪人

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最近読んだ、面白かった本。

獅童さん!

まずタイトル最強だべさー。

怪人のような半分の仮面付けてやった役があるそうだ。

印象に残ったのは映画の出演について。レッドクリフでは中国語で喋ってたそうで。これは絶対に見てみたい!見る!

他にも色々出演されてる映画。見るぞー。

羊と兵隊という戦争系の映画も興味湧くなあ。

兵隊にとられないように長男の身代わりになるみたいな話ぽい。

 

そして歌舞伎俳優として。

歌舞伎界では父親の存在が絶対。獅童さんのお父さんは若いうちに歌舞伎俳優辞めてしまわれたそうで獅童さんは後ろ盾がなく、中々お役を貰えなかったそうだ。そこから今の位置までもってくるのにどれだけ大変だったことか…。

朝のこない夜はないと思っても不安だったと。そんなある日、ある歌舞伎俳優の方が声を掛けてくださり、役を掴めるようになっていったそうな。

はあ〜。凄いお方です。まだ歌舞伎で拝見したことないので、ぜひ今年は見てみたい!

 

そしてこの表紙!あらしのよるにのあべさんが描いてくださったとのこと。獅童さんは映画あらしのよるにの吹き替えされてることもありあべさんとは交流があるそう。この絵は歌舞伎座の屋根を悠々と歩く獅子の子供なのだそうです。

 

印象的な部分をピックアップ。

花道について。歌舞伎観ると、花道の構造どうなってるのか気になってたの。花道から出てくる人はどこからあの小さい部屋に入ってったのか、花道へはけていった人は?

あそこから地下に繋がっていて、舞台の方や楽屋に戻っているそうな。ははあーん。なるほどねえー。

 

蜷川さん演出による公演の上演。それによって新しい客層をゲットできたそうな。どのようなきっかけであれ、嬉しいことだと。こういう言葉は私としても嬉しい。

 

良き言葉たちをば。

獅童さんの祖母ひなさんの言葉が結構いいものが多くてですね。

夢を見るだけでなく、行動しなさい。夢が人生を切り拓く。

 

見るだけでなく、夢は一生かけて大切に育てなさい。

 

何だか深いなあ。

 

ま、10年前に出版された本ですが、獅童さんのこと知れてよかった。

獅童さんの文章はわかりやすく読みやすい。言葉遣いが丁寧。楽しく読めました。

映画色々観てみよう。