36. 無限大ガール
お気に入りの小説であるカラフルやランの作者、森絵都さんの小説。
主人公さなは、好きな先輩と同じ高校に入って付き合うことが出来た。だが、全て先輩に合わせて自分を持っていない、虚無な人間とは付き合えないと振られてしまう。
失恋のショックを埋める為に各部活のハケン部員。
ある日演劇部の代役をお願いされ引き受ける。のはいいもののなんと演出が元カレ。
初めは断るつもりだったが、逆にこれをより戻す機会に出来るのでは?となり…。
まず、演劇部というのがミュファン得な小説。笑笑
しかもタイトルがラッツ。ツッコミにも、キャッツのパロディ?と。笑
なるほど、演劇こんな風に作られていくのかなあ。と面白い。
さなが役にハマっていくの読み進めるのも楽しかった。
彼が役のキャラが好きだから、彼の前では役のままなりきるってすごいなぁ。
酷い振られ方しても会うとまだ好きってのも驚きです。
そしてそのキャラの性格がさなの性格になっていくっていうのもいいね。
短くて、片道の電車でひと息で読み終えてしまった。
これくらいの長さいいね。