28. ぼくは満員電車で原爆を浴びた
ヒロシマ本。折角広島来たのだから、関連本買って帰ろうと思い立ち。
一般コーナー見てもなかったので、読書感想文用の本を選びにきている親子に塗れながら見つけた一冊。
浴びた、という表現のタイトルからわかるように、放射線被害に割と焦点が当てられている話でした。
髪の毛が突然抜ける、
嘔吐が止まらない、
とにかくもがき苦しみ続き。
おじいちゃんにも、もう治る見込みのない主人公の米澤さんに薬を分けることがもったいない、もっと回復の兆しがある人に薬を与えよう、ということで、薬すらもらえなかったのに。
奇跡的に。本当に奇跡的に。回復し。
苦しみはその後もずっと続いたけど。
とにかく生き延びた方。
これを読み、自分が生きているのが本当に、本当に奇跡なんだなあと実感。した。
今の日本、今の私が元気に、平和に、幸せに暮らせること。それは70年以上前の人たちがもがき苦しみ、その上で生きているんだなあと悲しくなったよ。
放射線の後遺症について、深く知ることができ、よかった。
ありきたりなことしか言えないですが、
戦争、嫌だなあ。なんで戦争って、争いって、起こるの?
嫌だあ。
でも、読んで良かった。